富士山から帰宅しました。絶賛足腰筋肉痛です!
さて、今日は実際に富士山に行ったからこそわかった富士山初心者が持っていくべきものとそうでないものをご紹介します。これから富士山に登る人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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富士山初心者が持っていくべきもの
私は富士山どころか、大人になってからはちょっとした登山もしたことのない初心者。普段バックパッカーでもないので、ザックすら持っていない状況でした。そこで登山に必要なメイングッズは、別の記事でもご紹介した通りWILLERのツアーにてレンタルしました。
ですが、それ以外の小物は自分で用意することになります。
「富士登山は命がけ」と本気で考えていたので、普段はケチな私も今回ばかりは「持っているもの」で代用するのではなく、きちんとしたアイテムを揃えようとしていたのですが、結果いらなかったものもあったのが本当のところ。なので、その辺りを含めてきちんとご紹介します。必要ないものは持っていても荷物なだけなので。
荷物はできるだけコンパクトにまとめるのがいいですよ。
5合目までの荷物について
まず出発前に準備する荷物と言えば、富士山までの往路の荷物です。登山中に使う30Lくらいのザックはツアーでレンタルしているので、お家から5合目までは代わりに荷物をいれていくバッグが必要ということになります。
今回私は機内持ち込みできるサイズのキャリーケースを用意し、お財布やカメラなど手回り品はトートバッグとウエストバッグに入れて行きました。ですが、正直キャリーはおすすめしないかも!
■キャリーをおすすめしない理由①
おすすめしない理由1つ目は、詰め替えがちょっぴり面倒なだから。荷物を入れ替える時点で面倒ごとは1つ多いのですが、それでもキャリーケースは階段の上り下りや着替えをする控え室で広げると少し場所をとる点で少し邪魔に感じました。
持っていた荷物がすっぽり入るのはいいけれど、キャリーケースよりも大きめのリュックと大きめのお泊まり用のバッグとかの2つで持っていくとコンパクトにまとめられていいかもしれません。
■キャリーをおすすめしない理由②
キャリーケースをおすすめしない2つ目の理由は、ロッカー問題です。単純にキャリーケースだと1つ大きいサイズのロッカーになるから値段があがっちゃう。500円です。しかも100円玉しか使えません。
そう、これが問題。100円玉しか使えんて!!!
登山用にせっかく小銭を作っていたのに、初っ端から5枚も取られて大誤算。登山中は案外お金(小銭)を使うので、ロッカーで500円も取られるのは少しどころかかなり痛いです。
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以上2つの点を踏まえて、問題ないよって人はキャリーケースでも良いと思います。何より、行き帰りの持ち運びは断然楽ですから。特に帰りは疲れた体に重い荷物は萎えますもんね。ただし、それは嫌だな〜と思う人はキャリーケース以外のバッグをおすすめいたします。
登山中に必要なものと、必要ないもの
繰り返しますが、私にとって本格的な登山は多分人生でこれが初めて。持ち物なんて不安しかなかったので、コチラのサイト様のリストを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
ここではこのリストを参考に、20代女子目線で追加情報お伝えしようと思います。
ちなみにツアーに参加しているのでレンタル品込みでの状況でのお話です!
・飲料水:
1.5L分がおすすめ! 普段からよく水を飲むので、少し心配だったのですが十分でした。むしろ少し余ったくらい。ただ新宿から富士山までの往路での飲み物は別にあったほうが良いかもしれません。
・行動食:
わたしが持参したのは、
LOTTEチョココ・カントリーマアム・ダイソーの黒糖バナナチップ・ダイソーの塩タブレット・ダイソーミックスナッツ・チーズかまぼこ・アミノバイタルゼリークイックスタート・ファミマの練乳はちみつドーナツ・チョコチップパン
ポイントは、溶けにくいチョコ。つまみ食いしやすいもの。気軽に口に含めるもの。そして塩分。あとはドーナツやパンといった炭水化物もいくらかあった方が良いと思います。
その中で練乳はちみつドーナツはあたりでした! ちょうど良い一口サイズなのもあるし、ほど良い甘さがすごく美味しくて、きつい岩場を登る時に食べていたらかなり元気になりました。ただしつぶれやすいので注意は必要です。
チョココとカントリーマアム、バナナチップとミックスナッツはそれぞれ2つのジップロックに小分けに。おすすめです。
ゴミは全部持ち帰りなので、できるだけいらない外装は外しておきましょう。
なくても良かったものは、チョコチップパンとアミノバイタルゼリー、チーズかまぼこかな。ゼリーはちゅるっと食べられるけどそこそこ重いので、アクエリがあるならいらない気もします。どうしてもゼリーが欲しいなら小さい蒟蒻畑ゼリーが◎。
魚肉ソーセージを食べている人はいたし、そういうのはあっても良いのですが、私が持っていたチーズかまぼこはそんなに必要ありませんでした。
ちなみに帰ってきてから気づいたけど、開けるのにはさみが必要だったから持っていく人は気をつけて!
そしてつぶれやすいものは避けた方がいいです。チョココやドーナツはつぶれちゃって、食べてはいたけどボロボロになると食べにくかった…!
・酸素スプレー、酸素タブレット
これらは必須かも。対して効果がないという意見もネットで見たからいらないかな?って思っていたのですが、持って行って正解でした! 特に頭痛持ちなら絶対に持っておくべき。これがあるだけで気が楽になるし、頭が痛くなりそうな気配を感じたらすぐに使うことを強くおすすめします。わたしが買ったのはドンキの酸素缶です(ネットでも頼めるはず)。
少し大きかったので、小さいほうだと場所をとらなくて良さそう。
あとは、友達が持っていたこの酸素タブレットが特に良かったと感じました。
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すぐに食べられるしポケットにも入れられるから、コンパクトさでも◎。登山中はタブレット、8合目の宿などで酸素缶と使い分けるのが良いかもしれません。
・歯磨きガム
歯磨きをしている人もいたんだけど、洗面台とかないし、水ですすいで吐き出す場所もないから、歯磨きガムがおすすめ。かなりしっかり噛み応えあって持ってて良かったと感じています。
普通に西友などのスーパーで買えるお手頃品です。
帰りの温泉では歯も磨けるので歯ブラシセットはロッカーに預けておくと良いかも。
・ポケットティッシュ、除菌シート:
これは絶対に持っておきたいもの。トイレットペーパーに関してはポケットティッシュがあればいらないと思います。各所のトイレを利用したけど、トイレットペーパーは案外どこも補充はしっかりされている印象でした。
その代わり、ポケットティッシュはトイレだけでなくて、様々なシーンで絶対に使うはずだから多めに持っておくと安心です。私はダイソーで「水に流せるタイプ」の12個入りを買いましたが、2つあれば十分でした。
そして除菌シートも必須。トイレットペーパーはあるけれど、手洗い用の水がないんです。登山中の休憩にはトイレとちょっとした飲食をするからそのままの手だと絶対嫌ですよね。除菌シートはかなり使ったのでこちらも多めに準備しておきましょう。
・ハンドクリーム:
参考にしてもらっているリストにはないけれど、ハンドクリームもおすすめです。除菌シートなどで頻繁に拭くのもあって手がとても乾燥します。この2日間で逆剥けができたくらい。乾燥肌の人はハンドクリームも日焼け止めの次くらいに塗ってあげてください。
・小銭:
最初のお話と被りますが、山小屋でのお土産や飲食物はお札でも大丈夫ですが、トイレは小銭(100円玉)のみ。なので、お札何枚かと小銭(特に100円玉)を大量に用意してください。
もちろん、山小屋で買い物ついでの両替もできるにはできます。が、最初から多く持っておくに越したことはありません。
参考程度にお伝えすると、5合目からトイレは有料です。
6合目〜8合目:200円※宿泊する山小屋は100円で利用できました!
山頂:300円
という感じ。5合目でのロッカー代も入れるとやっぱり最低15枚は最初から準備ししてもいいかなぁ。
・モバイル充電器:
山小屋にはコンセントがないので、モバイル充電器は必須! 写真撮るだけだったから1日目の終わりで60%弱は残っていたけど夜は充電しておきたいですよね。
・お尻の下に敷くシート:
ご来光待つ時に座ると聞いて買いましたが、お鉢巡りに参加するならいりません。座っている暇なんてありません!笑
・スパッツ、ゲーター:
これは下山の時に必要。つけてない人もいましたが、やっぱりあった方が、ただでさえきつい下り坂で砂利や砂が靴の中に入らないし、雨が降った時にもズボンが汚れにくい。個人的にはあったほうが良かったなと思っています。
・膝サポーター:
もともと膝はそんなに強くないのに、なぜかスルーしていたサポーター。これは持っていくことを強くおすすめします! ほんっとに辛いです下り坂。膝への負担が半端ないです。膝が健康な人でもあったほうが良いと思います。
・速乾性のある上下:
今回自分で用意したウェアは全てUNIQLOの吸水速乾やドライのもの。TシャツはもちろんUVパーカーもインナーも。あ、スパッツだけGU。
意外にダラダラ流れ出るほどの汗でシャツが濡れることはなかったけど、暑いし蒸れるのでコットン素材だとかなりシャツ自体がびしょ濡れになるのでは。もしかしたらドライのものを着ていたから、予想よりも汗で濡れなくて済んだのかもな〜と思ったり。
・ネックウォーマー、手袋:
ネックウォーマーがなくてマフラーを持って行ったけど使いませんでした。ずっと歩いていると暑くなります。ただ風があると確かに冷たいので耳を隠せるものはあったほうが良いかもしれません。でもフード付きのパーカーとかニット帽とかで十分そうです。あとは、一応フリースやフード付きパーカーで首を守れていたのも良かったかなと思います。手袋は岩場を登る時、そして寒さ対策としてマストだと思います。夜明け前は本当に指先冷えちゃう。
持ち物はコンパクトにまとめること
この写真でまとまっているものは、ポーチの中身だけでほんの一部ですが、大体こんな感じ。深いザックなので、取り出しやすいようにお菓子類、小物類などそれぞれポーチや袋に入れて分けておくと便利です。ドリンクや酸素スプレーは横のポケットにも入れてすぐに取り出せるようにしている人が多かったかも?
富士山初心者がすすめる、登山の持ち物まとめ
最初におすすめしたリストを見ながら、わたしの意見も参考にしてもらえるとわかりやすいかもしれません。不安になる気持ちもあるけれど、登るのはもちろん、下る時も自分で全部背負って下ることになるので、荷物は本当に必要最低限にしておくのをおすすめします。
疲れた体に重い荷物&きつい下り坂って、普段の生活では絶対にありえないけど超絶きついですよ! 何か、これはどうだった?というのがあればTwitterでも大丈夫なので気軽に聞いてくださいね。
それでは。