海外に行くときに不安なもののひとつとして、「水問題」があるかと思います。日本では水道水を飲むことができますが、海外では飲まないことをオススメします。
私は幸運にも、これまでの旅で大きなトラブルに巻き込まれたことはないのですが、今回はそんな旅のなかでも、珍しく不信感を感じたモロッコのホテルでの水問題を例にお話させていただきます。
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モロッコの三つ星リヤド：LA KASBAHにて
このブログでもご紹介している、2018年に参加したモロッコツアーで、アイトベンハッドゥにある三つ星リヤド「La KASBAH」に宿泊しました。とてもカラフルで可愛らしいですよね。
モロッコ滞在中に宿泊したお宿はどこも最高でしたが、ここも最初に入ったときの可愛さに気分は上がりっぱなしでした。
予想外！ LA KASBAHでの水事情。
宿泊したお部屋も雰囲気があってうきうき。だったのですが、夜になって異変が…。シャワーを浴びていると、なんだか水がしょっぱい気がする。最初は、「ちゃんとメイクが落ちてなかったのかも？」とのんきに思っていました。だけどそのあと歯を磨いているときに「水がしょっぱいんだ」と気がつきます。
海外の水道水はすぐに疑うべき。
ありがたいことに、それまでこのような事態になったことがなかったので、もう数回海外を訪れていた私もすっかり抜け落ちていました（飲み水は気をつけていたけれど、歯磨きの際の水までNGというのは予想外でした）。
あとから一緒に旅に行っていた仲間と「水がやばい」という話になり、急に不安に。なので、翌日の洗顔や歯磨きからは、持参していたペットボトルの水を使用したので、幸いお腹の不調を感じることはありませんでした。
ここから学んだ、（モロッコ）旅で常備しておきたいもの。
この水問題以降のモロッコ滞在は今まで以上に水に敏感になってしまいました（笑）。それ以前も、持参していたウエットティッシュで、レストランで出されたコップやドリンクの瓶の口など、気になるところは吹いていましたが、より気を付けるように。
そこまで敏感になりすぎなくても良いとは思いますが、特に普段から胃腸が弱いと自覚がある人はぜひこの点を覚えておいてもらえたらと思います！
参考までに、旅に行く際、これだけは常に持っておいた方が良いというものをさらっとご紹介しておきます。（ヨーロッパなど、設備が整っているところはそこまでしなくても大丈夫ですが、モロッコなどのアフリカなどに行かれる際はぜひ！）
① ウェットティッシュ
手を拭くのは当たり前。日本の公衆トイレのように石鹸が置いてあるところは少ないし、レストランなどでもおしぼりは出てこないのでぜひ。レストランのテーブル上が汚いことも稀にあったのでそういう時も持っておくと安心です（そういえば、トイレットペーパー1本まるごと持って行きましたが、一切使いませんでした！）。
② ペットボトルの水
ペットボトルの水、1本は持っておいた方が絶対に安心です。飲み水のストックとしてはもちろん、今回ご紹介したように水道水代わりに使うこともあるかもしれません。モロッコのホテルで同室だった子は、飛行機の機内食で配られるカップに入った水をこっそり持ってきていました！
③ 整腸剤などの常備薬
またモロッコの話になりますが、レストランの食事ではほとんど毎回フルーツが登場します。いくら自分で気をつけていても、このフルーツを洗った水や料理に使われている水に、成分がついちゃってる可能性もなきにしもあらず。また、普段はそんなにお腹を壊さない人でも、旅疲れが重なっていつもより体も弱ってる可能性があります。常備薬は絶対持って行った方が安心です！ 匂いが控えめの「正露丸」（ピンク）などオススメ。
それ以外に、旅中気をつけたいことと豆知識。
また上にあげたようなこと以外の水問題も少しご紹介しておきます。
◎ 深夜のシャワーは水しか出ないかも。
せっかく異国の地にいるのだから、夜まで遊びたい時もありますよね。もしくは夕方から寝落ちしちゃって夜中に起きちゃうときなど。そういうときに気をつけていただきたいのが、シャワー問題です。海外では深夜になると水しか出ないことが普通にあります！
宿やそのときの使用環境にもよるのですが、この記事で紹介しているホテルだと、24時過ぎにシャワーを浴びた子が水シャワーにあたってしまい、途中で諦めて朝に入りなおしていました。詳しくはわからないのですが、朝にはちゃんとお湯が出ていたので、きっと時間が関係してたんじゃないかと思います。もしくは他の部屋など一気にシャワーをしている人が増えてお湯が間に合わなかった可能性も。
あらかじめ確認できるなら聞いてみてもいいかもしれません。
◎ 基本的にお風呂セットは持って行くべし
五つ星ホテル以外、ドライヤーもシャンプーリンスなどのバスグッズはありませんでした（ハンドソープはあった気がします）。
また日本のようにホテル室内用のスリッパはないことが多いので、外履きとは別にサンダルやスリッパを持って行くと良いかもしれません。
まとめ：海外旅行は楽しいけれど慣れるまではいろいろ気になる。笑
旅慣れしてくると、気にならなくなると思うのですが、まだ経験が浅い人は日本との違いに驚くことも多いと思います。それも旅の楽しみの1つだとは思うのですが、最初から知っておくのと知らずに行くのとでは受ける衝撃もかなり違うと思うので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです！
