はろー、kicchanです。
日々、大好きな伊佐さんやのちさんの文章に影響されまくっているのですが…
今回もまた伊佐さんの素敵なnoteが胸に響きすぎて、共感しすぎて、動け!と背中を押してくれているような気がして。
https://note.mu/tomomisa/n/n5c7815d77ed9
私の気持ちは泡のようにすぐに消えて、よく自分でも探せなくなってしまう。だから急いでその泡が消えぬうちにとしたためています。
Contents
「舞台に立つ側の人生がいい」ってまさにその通りだ。
今日板に付いていたのは私じゃなかった。私たちじゃなかった。ドラムとギターの音が響く、手拍子が鳴る、まるですぐ近くで花火が上がるように、体の奥底、心のすごく深いところから、肌を震わせるような振動で響く、生音たち。
本当にそれ。この言葉に奥底に追いやっていた気持ちが一気に上昇してきた気がします。
ステージを観に行っても、イベントに参加する時も、TVを観ている時も。
「どうして私はこっち側にいるんだろう」といつも感じます。
ものすごく悔しくなってもどかしくて、「わあーーー!!」と叫びたくなるんです。

何を隠そう、私はステージに立つ人になりたかった。感動を与えてもらう側ではなく、感動を創造する側にいたかった。
そうだそうだ。なんなら今だって本当はそちら側に行きたいんだった…!
根っからの、大好き人間です。

学生時代、踊ることが好きでダンスサークルに所属していました。ダンスが好き、というよりそもそもステージにあがることが好きで、そのために踊っていたのかもしれないなって今は思います。学祭や近くのモールでのステージ、イベント・TV出演とあらゆるステージに立たせていただきました。
ステージで何かになりきること、表現することが大好きで爽快でした。
普段は恥ずかしすぎて全然ダメなのに、ステージ上だとなぜか恥ずかしさなんて全く感じなくて、堂々と自分でいられてすごく気持ち良くて楽しい! 強くなったような気がするんです。

同時に、学生の頃からステージ裏のお仕事の楽しさにもどっぷり浸かり込んでいました。
それはもう小学校から大学までの学生時代にずーっと学祭実行員になっていたほど。もちろん最終学年時には実行委員長でした。裏も表もすべてに関わっていたかった、どんな形でもそれを創る一員になりたかった。
言葉通り、どの学祭も最初から最後まで全力で楽しみ尽くしてやりました! 動き回り過ぎて当日に私を捕まえるのは難しかったと思うから、周りの人には迷惑かけてたかも。笑)
一度表を離れた理由。

本当は表に立つことをメインにしたかったのが正直な気持ちです。でも私は大学卒業後に裏方のプロと言っても過言ではない番組AD(アシスタントディレクター)になりました。
一度は完全に裏方に回った理由はたった一つ。
「自分に自信がなかったから」。
特に容姿。身長は自分で変えられないし、ルックスだって「可愛い」だけで勝てるレベルは持ち合わせていません。今でこそSサイズモデルなんかも普通にいるけど、数年前まではそれほど多くありませんでした。身長制限なんてたくさんくらってきました。
だけどどうしても、自分にとって1番キラキラして見える憧れの世界に行きたかった。だから確実に行ける道を選んだんです。
舞台に立つことを覚えた人間は、その快感にハマってしまう。

根っからクリエイトすること・表現することが大好きなのは変わりません。だからADのお仕事も本当に本当に楽しかったんです。毎日スリルで溢れていたし体当たりで向かう仕事はまさに生きがいでした。
でも、途中で気がついたんです。現場は同じでもやっぱり見えるものが違うんだ、と。
「だってさ、舞台を観るよりも、舞台に立つ方が気持ちいいものじゃん?」。知ってるなら、もっと早く教えてくれたってよかったのに。
本当にそのとおりで。ステージの上に立つことと、袖で控えて裏で走り回る役とでは見える景色も感じる空気も全く違うんだよ。
あそこから感じる全てに中毒性があるんじゃないかなぁ。
一度とならず何度もステージからの景色と温度を経験して覚えちゃったもんだから、気がついたら裏方の仕事だけじゃなんだか物足りないような気がしてきちゃって。
動画編集とか進行とか地道に進める仕事もいいけれど、欲張りな私はどうせならもっと、ギラギラメラメラ燃え上がりたいって思ってしまいました。
好きをずっと抑えていたけど、もう無理だ。

それでもっと高く、もっと前へ!と思ってADを辞めたはいいけれど、実際辞めてからの2年間はくすぶっていました。やる気はあるのにやりきれない気持ち。
やっぱりどこか自分に自信が持てなくて、本気になれないし人にも言えないし道をどうやって探したらいいのかもわからない。だからぬるま湯の中でぬくぬくとなんとなーく過ごしてきてしまいました。どこかでやっぱり人生そんな簡単に変わらないよな〜って諦めもあったりして。
だけど、この伊佐さんのnoteを読んでハッとしたんです。何やってんの、自分と。急に目の前が明るくなったような気がしました。
もしかしたら今の私の気持ちさらけ出してもいいかもしれない。今私の周りにいる人なら受け入れてくれるかもしれない、と思いました。だからこうやって感想と見せかけて暴露しちゃったりしてるのです。と言ってもここ最近は隠せていなかったと思うのだけど。
ただ、女優になりたいわけではないのです。

私はただ「ステージに立ちたい」「写真の中の人になりたい」という気持ちが強いんです。作品の一部になりたい。
女優さんになりたいかと言われたら実際「うーん」という感じ。だからオーディションとか受けたり受けなかったり気持ちがうまく乗らないのかな?
ただ、演技という表現の仕方には興味があります。でもどちらかというとMVだとかCMだとか作品集といった演技力はいるけれど静かに魅せる演技が好き。
そんなこと言ったらダンスは正反対じゃんって思うかな。でもね、実はダンスって動きは激しいこともあるけれど喋らないんですよね。言葉で表現するのではなく、体を使って表すの。表情と雰囲気で観客を引き込むの。
この快感といったらもう(だってこの時だけはどんなに格好つけても誰からもたたかれない!)。だから今年はもっともっと自分を出していけたらいいなって思います。そういうリハビリをしたいです。
少しずつ「あれこんな人だった?」って思うようなことが増えていくかもしれないけれど、ぜひ受け止めてもらえたらうれしいな。
そして同じような気持ちでいる人。いまくすぶってるけど、本当は私だって輝きたいって思っている人。ぜひ一緒にがんばりましょ!
その前に一度、伊佐さんのnoteも読んでみてくださいね!