100%「キツそう」と言われる、
ADを続けるコツって?
どんなお仕事も一緒だとは思いますが、「職業AD」と答えると、必ずと言っていいほど「うわ、キツそうだね」と言われますよね。たしかに労働時間が不規則だったり、体を酷使するような力仕事が多かったりと、キツイことも多いです。でも上手く息抜きできれば楽しんでやれるはず。
ADを続けるコツ① ストレス発散法を見つける |
入社前に私自身アドバイスをいただいていたのが、自分なりのストレス発散法を持っておくこと。温泉に行く、本を読む、寝る、なんでも良いのでこれをすればリフレッシュできるなあということをひとつ見つけておくと良いのだとか。私はあまり意識はしていませんでしたが、たまの週末に溜まった番組録画を一気見することだったように思います。
ストレスが溜まりすぎると、自分の心に余裕がなくなります。そうすると、何故か周りの人にも優しくできなくなってしまうんですよね。それがまた苦しい! ので、ぜひ自分も周りの人にも優しくいるために見つけてみてください!
ADを続けるコツ② 目標を持つ |
個人的には、目標を持つことがいちばんのモチベーションを保てていた気がします。目標と言っても、大きなことだけではなく、小さなことからで大丈夫。例えば、最初の3ヶ月間はまだ自主的にやれることが少ない。だからこそ、現場にいる誰よりも大きな声を出して、スタッフや出演者に自分のことを覚えてもらおう、とかそういう感じです。
慣れてきたら、少し先の目標を立てることも大切。どんなディレクターになりたいのか、どんな番組で活躍したいのかっていうところも考え始めると楽しくなるはずかも。自分ならどんな番組を作るのかを考えながら、実際に映像を繋げてみたりもできると思います。
ちょっと先の将来で自分がどういう風に働いていたいのか、どんな人になっていたいのかを考えることで、自ずと今やるべきことが出てきます! 何のために今きつい思いをしてまでADをやっているかというのが明確になると、日々の仕事がただきついだけではなくて、将来にちゃんと繋がっていることを意識できますよね。
その意識の差が、きっと他のADと行動や存在感で差をつけるポイントになるはずです!
ADを続けるコツ③ ミーハー心を忘れない |
はっきり言って、ADはミーハーでいてこそ続けられるのではないかと思います。これもどんな職業でも同じではないでしょうか。「何かを好きな気持ち」ってとても大切。ADであれば、番組自体でも良し、俳優さんやアーティストといった芸能人ももちろんOKです!
「この番組が好きすぎるから、スタッフとして働きたい!」とか、「このアイドルが可愛すぎていつか会いたい!」とか。本当にそんなの全然アリ♡ その好きがあることで、この番組のために頑張ろう!この人が働きやすいように自分が動こう!という、いわば誰かのために働きたいという気持ちが起こるはずです。もっと言えば、より視聴者目線で考えられるようになって一石二鳥です。
たしかに、ただの「ファンです」という気持ちダダ漏れでは仕事にならないかもしれません。そこは自分でコントロールしてください(笑)。でも、テレビマンには「オタク気質」の人が本当に多いですよ。好きじゃないとやってけない。というより、好きだからこそやっていける。
まさに「好き」が原動力になる仕事と言えます。
自分なりの、
ADを続けるコツを見つけよう
以上、今回紹介した3つが私が思うADを続けるコツです。これらはADになる前からでも準備ができることだし、なんなら自然に起こる気持ちのはずです。とは言っても、本当に大切なのはやはりまぎれもなく「楽しむこと」と「適度に力を抜くこと」だったりする。
最初の頃は目の前のことに必死すぎて、どちらも上手くできないかもしれません。でも無理しなくても大丈夫です。必ず体も思考も追いついてくると思います。ぜひ、ポジティブな気持ちで頑張ってくださいね。